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2019.10.29

イタリアの田舎のワイナリーでマリアージュランチのお薦め

ローマで1日自由行動日がありましたら田舎のワイナリーで
コースランチ&ワインテイスティングのマリアージュ・ランチがお薦め
イタリアのヴィッラタイプの大自然の田舎のワイナリーを見学できて
専属シェフの自慢のコースランチに舌鼓、料理に合ったワインをテイストします。



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ローマのラッチオ州、フィレンツェのトスカーナ州、オルヴィエートのウンブリア州の
3つの州境にまたがる立地、太古の昔は海の証拠として今でも掘ると貝殻が出てきます。
ミネラルが豊富なクオリティの高い葡萄を栽培、赤ワイン作りに適した土地です。


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赤ワインはじっくりとフレンチオーク樽に熟成します。


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トリュフのトルタの前菜
白ワインからスタートです。


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ポルチーニキノコやトリュフを贅沢に使ったソースを
生パスタに和えます。
赤ワインによく合います


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メインはオーク樽でじっく熟したワインの登場。
牛肉のトマト煮にピッタシの美味しいワインでした

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イタリア旅行の1日はのんびりと田舎でワインランチはいかが?

ローマナビネットがご案内します。
Posted at 14:23 | ワイナリー | COM(0) |
2019.10.15

ワインの女王ブルネッロディ・モンタルチィーノ&世界遺産オルチャ渓谷+ピエンツァをドライブ

ローマのホテルから専用車でイタリアを代表する赤ワイン・ブルネッロディモンタルチィーノの
ワイナリーと2つの世界遺産オルチャ渓谷とピエンツァのドライブを楽しみました。



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モンタルチィーノのワイナリーの葡萄畑からオルチャ渓谷が一望できます。
宿泊もできるオーベルジュです。シエナのレストランでシエフをしていた
コックさんがワインに合ったディナーをご用意してくれます。
今日は日程が詰まっているので見学とテイスティングだけで残念!。



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先祖代々の土地を娘さんが丹念に葡萄を育てモンタルチィーノを
代表する高級ワイン・ブルネッロディ・モンタルチィーノワインを造りあげました。
数々の賞をとっています。




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モンタルチィーノの城塞
城塞内は、モンタルチィーノを代表する高級ワインが揃っています。
有料ですが1本200ユーロを超えるワインが試飲できます。





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世界遺産ピエンツァの展望台から眺める世界遺産オルチャ渓谷
2月から4月頃までは麦畑が広がり一面グリーンになります。




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ピエンツァは羊(ペコリーノ)チーズの産地、
グラム単位で切り売り、真空パックにしてくれます。
赤ワインにとても合います。

イタリア旅行の楽しい思い出にローマ発日帰りドライブ
世界遺産のワイナリー巡りお薦めです。
Posted at 10:14 | ワイナリー | COM(0) | TB(0) |
2019.08.19

今年のワイン、オリーブオイルの出来は、どうかな?

今年のイタリアは5月~7月は気温が低く、8月は猛暑続きでした。
ワインやオリーブオイルの出来はどうでしょう?
産地に訊いてみました。


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ウンブリア地方の葡萄畑
葡萄の葉が赤く色づくのは糖分の多い証だそうです。
猛暑が続くと糖分が高い=アルコール度数の高いワインになります。


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ブルネッロディ・モンタルチィーノの赤ワインの度数は13.5~14.5度が平均ですが
最近は15度超えも珍しくなくなりました。
温暖化の影響でしょうか?将来はイタリアでのワイン造りは高温すぎて難しくなり
北欧の方に移転することになりそうです。




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南イタリアのオリーブ摘み
南イタリアは樹齢100年から1000年を超えるオリーブの樹も
珍しくありません。



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オリーブは昨年が豊作でしたので、今年の収穫は少なくなりそうです。
収穫が少ない方が濃縮した香高いオリーブオイルになりそうですが
どうなんでしょう?

ワインの仕込み作業風景やオリーブ摘みなど
イタリアの秋の田舎見学はいかがでしょう?
素敵な思いで作りになることでしょう。
ローマナビネットまでお問い合わせください。
Posted at 08:44 | ワイナリー | COM(0) |
2019.06.01

イタリアのワイナリーはモンタルチィーノがお薦め

北イタリアからシチリアまでワイン用の葡萄は100種を超えるほど豊富です。
土地に合った葡萄で作ったワインは独特の風味があり、土地の料理に
マッチしたワインを造っています。
イタリア旅行でフリーな日が1日ありましたらワイナリー訪問をお薦めします。
ローマ近郊、オルヴィエート、ピエモンテ、シチリアなどワイナリーにご案内いたします。
特にお薦めはモンタルチィーノのブルネッロディ・モンタルチィーノワイナリーです。
雄大な世界遺産のオルチャ渓谷をドライブと高貴な赤ワインと称されるに相応しい
恵まれた土地で最高のワインを造っています。


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太古の昔は海だった土地はミネラルがたいへん豊富で
太陽が燦燦と輝き、夜は海からの風で涼しくなり
ほどよいタンニンと渋さが美味しい赤ワインになります。



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キャンティーや他のワインと大きく違うのは
ボッティと呼ばれる大樽で5年以上、じっくりと熟成させ
まろやかで風味豊かな赤アインに仕上げています。



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大自然を背景にワインのテイスティングも楽しい思い出です。
イタリア旅行のアルバムに是非、ワイナリーの旅も加えてください
ローマ発ではお手軽なアッピア旧街道のワイナリー、チェルベトリ、
オルヴィエートワイナリー、モンタルチィーノワイナリーなどご案内しています
ローマナビネットまでお問い合わせください。
Posted at 08:16 | ワイナリー | COM(0) |
2019.01.26

紀元前のワインが完成、黄金の輝き!

古代ローマ時代よりはるか昔のエトルリア時代(紀元前8世紀から紀元前1世紀)に
すでにワインは作られていました。
オルヴィエートからエトルリア時代の遺跡が多く発掘されてます。
エトルリア時代のワイン醸造庫が残るオルヴィエートで
古代の製法でワイン造りをしているワイナリーを訪問しました。


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太古に噴火した土壌は栄養豊富で葡萄栽培に最適です



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ワイナリーの崖下にある遺跡
これは鳩の巣です。鳩の帰趨本能を利用して
狩猟をしなくても定期的に動物性蛋白質を摂る方法を
工夫していました。


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古代エトルリア時代のワイン蔵
電気設備がなくても、1年間一定の室温、湿度で
ワイン熟成にもっとも適した自然の蔵です。



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テラコッタ(素焼き)の壺で古代の製法でワインを熟成してます。


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ゴージャスな黄金の輝きのワインが完成です。
野イチゴの淡い甘さ、スミレの様な香り
ここでしか飲めない特別なワインです。

ローマナビネットではローマ発:日帰りオルヴィエートワイナリーをご用意しました。
お薦めです。

Posted at 10:19 | ワイナリー | COM(0) |
2018.11.10

古代2500年前のワイン作りに挑戦!オルヴィエートのワイナリー

ローマよりローカル線で1時間強のオルヴィエートは温暖な気候と
ミネラル豊かな土地に恵まれ古代よりワイン造りが盛んでした。
古代(凡そ2500年前)に作られていたワインを再現しようと
エノロゴ(醸造師)と試行錯誤して古代のワインが産まれました。


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丘陵の斜面を利用し水はけがよく太陽が燦燦と輝き
ワイン造りにもっとも適した土地です。


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この穴倉は古代よりワイン造りをしていた醸造蔵です。
凡そ紀元前12世紀頃のエトルリア時代(ローマより古い)の蔵
近くには住居跡も発見されています。




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蔵の中に入ってみました。
巨大な岩に囲まれた天然の蔵は適度な湿度と少し冷っとする気温は
年間通して一定でワインの醸造にベストな蔵です。


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ローマ時代のワイン造り、素焼きの壺でワインを醸造しました。
ほのかなオレンジ色の少し甘味があり、スミレのフレーバーな
エレガントなワインになりました。
古代ローマ人はこんなワインを飲んでいたのでしょうか?
こちらのワイナリーを見学しますと、特別にテイスティングできます。
(数量限定で、なくなり次第終了になります)

ローマナビネットはイタリア各地のワイナリーにご案内しています。
旅の思い出にいかかですか?

Posted at 10:04 | ワイナリー | COM(0) |
2018.10.12

秋のアッピア旧街道のワイナリー

10月の始めは葡萄収穫、ワインの仕込みで賑わいます。
葡萄の葉が紅葉で染まる前にローマ近郊のアッピア旧街道沿いの
ワイナリーを訪問しました。



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イタリア人女性ソムリエのロレーナの案内で廻りました。
Msロレーナは料理研究家でもあり料理レッスンの講師もしています。
元オペラ座専属合唱団でもあり、チェンバロ弾きの奏者という
マルチタレントの持ち主。



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こちらはオリーブの樹、トスカーナ地方は最高の出来でしたが
ローマは天候の影響であまり芳しくないようです。




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葡萄の収穫の最盛期です。



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葡萄の絞り滓の山。
この搾りかすでグラッパを作ることもできます。



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フラスカティ地方のワイン工場兼エノテカでのビュッフェランチ
季節の野菜、生ハム、チーズなど好きなだけ盛れて楽しみです。


ローマ発ワイナリーは、オルヴィエート、モンタルチィーノワイナリーなども
お薦めです。 ローマナビネットまでお問い合わせください。
Posted at 09:31 | ワイナリー | COM(0) |
2018.08.06

ローマ郊外チェルベトリのワイナリー訪問

イタリアにはワイン用の葡萄の種類、は1000種以上あります。
各地域により土壌、風土が異なり、土地に最も適した葡萄を
栽培しています。
地元の方にとっては生まれ育った大地で作ったワインはもっとも
体に合い、一番好まれるワインでありリーズナブルな価格です。
しかし、海外の方が好むとは限りません。
より多くワインを得るためにはグローバルな人気のワインを
作らなければ売れません。
例えばカベルネ、シャルドネとか.....土壌改良してでも。
それでも頑固に地元に愛されるワインを作っているのが
こちらチェルベトリ産のワインです。

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チェルベトリはローマ時代以前の古代エトルリア文明時代に栄えた土地で
古代よりワインを造っていました。

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土壌はミネラルが豊富で葡萄栽培に適し、
クオリティの高いワインが産まれてます。


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チェルベトリ地方のワイナリーはローマ郊外にありますが
主にチビタヴェッキア港に着く大型クルーズ船の外人観光客に
ワイナリー見学ツァーとして人気です。

ローマナビネットはイタリア各地の人気ワイナリーにご案内しています
イタリアの田舎訪問などと併せてお薦めする日帰りプランです。
Posted at 07:12 | ワイナリー | COM(0) |
2018.06.03

ローマ郊外のグラッパ蒸留所見学

ローマ近郊にグラッパ蒸留所があるって訊き
早速見学してきました。
グラッパ作りはヴェネト州のバッサーノ・デル・グラッパが本場で有名ですが
ローマ近郊でグラッパを作っているとは驚きでした。


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葡萄畑が広がる丘の上にあるアグリツーリズモ
ローマからローカル線で30分ほどです。



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こちらがグラッパ作りのマシーン
ワインを絞った後の葡萄の皮を蒸留します。
これだけの設備をすれば出来るんですね
ワイン作りより簡単かも。
こちらのアグリは葡萄を栽培しているけど
葡萄はワイン業者に売り,葡萄カスを引き取り
グラッパを作っています。


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早速のテイスティング、25度~45度ほどあり
かなりクラ~ッとくる心地よい至福の瞬間



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専門ショップ、全てこちらのアグリの自家製です。
グラッパ、フルーツジャム、トマトソース、オリーブオイル
美味しいグラッパやオリーブオイルは産地で買うの一番
決め手は鮮度です。絞ってからすぐに加工するからです
スーパー向けの大量生産品はある程度の量まで置くので鮮度は落ちてしまいます
一緒に風味が落ち劣化します。

ローマナビネットはイタリア各地のワイナリーにご案内します。
アグリツーリズモ滞在プランも人気です


Posted at 09:44 | ワイナリー | COM(0) |
2018.05.09

イタリアを代表する名門ワイナリーの衰退

イタリアを代表する高級赤ワインブルネッロディ
モンタルチィーノの 発祥のワイナリー
ビオンディ・サンティは1月1日より見学&テイスティングと
販売を中止しました。
一代で高級ワインに築きあげたオーナ兼エノロゴの
フランコ・ビオンディ・サンティ氏が5年前に91歳で亡くなってから
息子のジャコボ氏に継ぎましたが、業績は芳しくありませんでした。
訪れる度にワインの味は落ち、サービスも商業的になってきました。
ワインの格を受け継ぎ、維持することはとても難しいです。
外資に売却され均一化されてしまうのでしょうか、とても残念です


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ビオンディ・サンティはフランスのロマネコンティと同格と
称えられるほどの名門の超高級ワイン
100年経っても劣化しない。
ワインファン垂涎のワインでした。


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凡そ100年の歴史あるワイナリー


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延べ60回は訪問しました。
訪問帳には日本の俳優の方たちのサインもあり
私も紛れて幾度も記帳しました。
数冊に及ぶ訪問帳はどうするのかな?



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Riserva(リザーブ)は葡萄が最良の収穫年しか作りません
しかも樹齢25年以上の樹から少しだけ実をつけたしっかりした葡萄を
摘み取ります。100年は劣化しないと自慢でした。
揮発したボトルには同じ年の同格のワインを継ぎ足し、
新しいコルクに換えるという、サービスがウリだったのに
今後はどうするのだろう?1ボトル10万円を超えるワイン。


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モンタルチィーノは外資が入り小規模ワイナリーは淘汰されて
きていますが、それでも追随を許さないクオリティの高い
ワインを造っています。
ブルネッロディモンタルチィーノとラベルに明記するためには
厳格な審査を受けなければなりません。
抜き打ちチェックも度々あります。

ローマナビネットはイタリア各地のワイナリーに
ご案内いたします。 詳細はお問い合わせください。

Posted at 09:11 | ワイナリー | COM(0) | TB(0) |